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こたつのサイズ選びで失敗する原因は、ひとつだけです。
天板のサイズで選んでしまうことです。
こたつ布団は、天板から左右に30〜40cmずつはみ出します。 天板75cmの正方形こたつでも、布団を掛けた状態では145cm四方を占めます。倍近くです。
電気代の安さではこたつが最も有利ですが、6畳ではサイズが最大の制約になります。
暖房器具全体の比較は、こちらにまとめています。
👉 6畳に合う暖房器具の選び方|電気代と暖まり方で選ぶ4タイプ
1. 布団込みの実寸早見表
天板のサイズごとの、布団を掛けた状態の占有面積です。
| 天板のサイズ | 布団込みの実寸 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 60cm(一人用) | 約130cm四方 | 6畳でベッドもある人 |
| 75cm | 約145cm四方 | 一人暮らしの標準 |
| 80cm | 約150cm四方 | 6畳では大きい |
| 105×75cm(長方形) | 約175×145cm | 6畳には向かない |
布団の出幅は片側35cmで計算しています。 商品によって30〜40cmの幅があるので、買う前にこたつ布団の寸法を必ず確認してください。
よくある失敗が、本体と布団を別々に買って、布団が大きすぎたというものです。セットで買うか、本体の推奨布団サイズを確認してください。
2. 6畳に置けるかを計算する
6畳はだいたい260cm × 350cmです。
ベッド(シングル・幅97cm)を壁沿いに置くと、残る幅は163cmになります。
| こたつ | 残る通路 | 判定 |
|---|---|---|
| 天板60cm(布団込み130cm) | 33cm | 通れない |
| 天板75cm(布団込み145cm) | 18cm | 通れない |
つまり、ベッドと横並びには置けません。
6畳でこたつを置くなら、ベッドの足元側(長い辺の方向)に置くことになります。部屋の長さ350cm、ベッドの長さ195cm、残り155cm。ここに布団込み130〜145cmのこたつが入ります。通路は10〜25cmで、こたつの周りを回ることはできませんが、こたつに入るだけなら成立します。
ベッドの位置については、こちらの記事でまとめています。
👉 6畳のベッドの位置と向き|窓・壁・入口との関係で決まる置き方の正解
3. 一人暮らしなら正方形。長方形は避ける
長方形(105×75cmなど)は、6畳では置き場所がほぼありません。
布団を掛けると175×145cm。ベッドを置いた部屋に、この面積を確保するのは現実的ではありません。
正方形の60cmか75cmから選んでください。 一人で使うなら60cmでも狭くありません。天板にノートパソコンとマグカップを置いて、ちょうど埋まるくらいです。
4. 継脚で高さを変えられるものを選ぶ
こたつの高さは36cm前後が標準です。これは床に座って使う高さです。
継脚(つぎあし)が付いていると、40〜45cmまで上げられます。 この差が効いてくる場面が3つあります。
① 座椅子を使うとき 座椅子に座ると、腰の位置が床から5〜10cm上がります。標準の高さだと天板が低く感じます。
② ラグやカーペットを敷いたとき 厚手のラグを敷くと、その分だけ高さが相対的に下がります。
③ 夏にこたつ布団を外して使うとき 布団なしのローテーブルとして使うなら、少し高いほうが使いやすくなります。
5. ラグとセットで考える
こたつだけでは、床からの冷えは防げません。
こたつ布団の下に何も敷かないと、床の冷たさが直接伝わります。 こたつの中は暖かいのに、座っているお尻が冷たい、という状態になります。
床の断熱は、こたつより先にやることです。
ラグのサイズは、こたつ布団より一回り大きいものを選んでください。布団の端が床に直接触れていると、そこから冷気が入ります。布団込み145cmなら、ラグは180×180cm以上が目安です。
6. 出しっぱなしになる4か月をどう考えるか
こたつは11月から2月まで、4か月間ずっと置きっぱなしになります。
6畳でこの面積を4か月占有することの意味は、買う前に考えておいてください。
| こたつ | 他の暖房+ローテーブル | |
|---|---|---|
| 電気代 | 安い | エアコン次第 |
| 占有面積 | 大きい(布団込み) | テーブルのみ |
| 片付け | 布団の収納場所が必要 | なし |
| 夏 | 布団を外せばテーブル | そのまま |
布団の収納場所も先に決めてください。 こたつ布団は圧縮袋に入れても、クローゼットの枕棚を半分ほど使います。
👉 クローゼット収納の黄金比|一人暮らしの詰め込まないしまい方
7. まとめ
- 天板のサイズで選ばない。布団は左右に35cmずつ出る
- 天板75cm → 布団込み145cm四方。倍近くになる
- 6畳でベッドと横並びには置けない。足元側に置く
- 長方形は6畳には向かない。正方形60cmか75cm
- 継脚つきを選ぶと、座椅子やラグに対応できる
- ラグは布団より一回り大きく。180×180cm以上
- 11〜2月の4か月、その面積を占有することを先に考える
まず、こたつを置きたい場所の寸法を測ってください。 145cm四方が入るかどうかで、買えるサイズが決まります。



