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引っ越しは、順番を間違えると余計な出費が出ます。
家具を先に買って部屋に入らなかった。カーテンがなくて初日の夜が困った。採寸せずに冷蔵庫を選んで置き場所に入らなかった。どれもよくある話です。
この記事では、内見から入居までにやることを時系列で整理します。チェックリストとして使えるよう、順番通りに並べています。
1. 内見のときに測る5か所
部屋が決まる前、内見の段階で測っておいてください。 ここを飛ばすと、後で測り直しに行くことになります。メジャーを持参して、スマホで写真も撮っておきます。
① 部屋の間口・奥行き(壁から壁まで)
間取り図の畳数は目安でしかありません。畳の規格が地域で違うため、同じ6畳でも実寸に差があります。
② 窓の幅と高さ
カーテンのサイズを決めるのに必要です。カーテンレールの端から端までを測ってください。窓枠ではありません。
③ 冷蔵庫・洗濯機の置き場所
ここが最も失敗が多い場所です。
- 冷蔵庫:幅・奥行に加えて、**放熱スペース(左右と背面に数cm)**が必要
- 洗濯機:防水パンの内寸を測る。外寸ではありません
④ 玄関ドアの幅と、廊下の曲がり角
搬入経路です。ここが通らないと、部屋に置ける大きさでも入りません。
⑤ コンセントの位置と数
写真を撮っておけば十分です。テレビ・ベッド・デスクの位置がコンセントに縛られるので、レイアウトを考える前提になります。
寸法の測り方と、家具ごとの適正サイズはこちらにまとめています。
👉 一人暮らしの家具サイズ完全ガイド|買う前に測る寸法と失敗しない選び方
2. 家具を買う順番
この順番を守ってください。 逆にすると、置き場所が決まらないまま買うことになります。
第1優先:ベッド
最も面積を取るので、これの位置が決まらないと他が決まりません。部屋の中で最初に置き場所を確定させる家具です。
第2優先:カーテン
入居初日に必要です。 家具の中で唯一「なければ生活できない」もので、しかも既製サイズが合わないことがあります。
丈が足りないとやり直しになるので、内見時の採寸をここで使います。
第3優先:照明
物件によっては照明器具が付いていません。 内見時に天井を見て、シーリングライトがあるか確認してください。なければ初日から暗い部屋で過ごすことになります。
引掛シーリングの形状も確認しておくと、購入時に迷いません。
照明の選び方はこちら👉 一人暮らしの照明の選び方|1灯だけの部屋を心地よく変える5つの基準
第4優先:収納家具
ベッドの位置が決まってから選びます。クローゼットの内寸を測ってから買わないと、衣装ケースが入りません。
クローゼット収納についてはこちら👉 クローゼット収納の黄金比|一人暮らしの詰め込まないしまい方
第5優先:テーブル・デスク・ソファ
ここは急がなくて大丈夫です。 住んでみてから、生活動線に合わせて選ぶ方が失敗しません。
とくにソファは、実際に住んでみると「なくてもよかった」と気づくことがあります。1か月住んでから判断するのをおすすめします。
3. 入居初日までに必要なもの
家具とは別に、初日を乗り切るために要るものです。
その日のうちに使うもの
- カーテン(周辺からの視線対策。初日から必要)
- 寝具(ベッドが間に合わなければ、マットレスだけでも)
- トイレットペーパー、ハンドソープ
- ゴミ袋(自治体指定のもの。引っ越し当日にゴミが大量に出ます)
- カッター、ハサミ(段ボールを開けるため)
- スマホの充電器(段ボールに入れると出てきません)
翌日までに揃えるもの
- 洗剤類、掃除道具
- 調理器具の最低限(電子レンジ、フライパン)
- 照明(物件に付いていない場合)
ゴミ袋を忘れる人が多いです。 引っ越し当日は段ボールと梱包材が大量に出ますが、自治体指定の袋がないと捨てられません。近所のスーパーの場所を先に調べておくと安心です。
4. 手続きのチェックリスト
家具とは別に、期限のあるものです。
入居前
- 電気・ガス・水道の開始手続き(ガスは立ち会いが必要。1週間前には予約を)
- インターネット回線の申し込み(開通まで2週間〜1か月かかることがあります)
- 転出届(旧住所の役所。引っ越し14日前から可能)
入居後14日以内
- 転入届
- マイナンバーカードの住所変更
- 運転免許証の住所変更
ネット回線は最も見落とされます。 申し込みから開通まで時間がかかるため、入居してから申し込むと1か月近くスマホのテザリングで過ごすことになります。物件が決まった時点で申し込んでください。
5. 引っ越し費用を抑える3つの方法
① 時期をずらす
3月下旬〜4月上旬は繁忙期で、料金が通常期の2倍近くになることがあります。同じ内容でも時期だけで数万円変わります。 選べるなら、5月以降か、11月〜1月が狙い目です。
② 複数社に見積もりを取る
引っ越し料金は定価がなく、同じ条件でも会社によって大きく差が出ます。一括見積もりサービスを使えば、まとめて比較できます。
③ 荷物を減らしてから運ぶ
荷物の量で料金が決まるので、運ぶ前に減らすのが最も効きます。使っていない家具を持っていくと、その分の運賃を払って、新居のスペースも消費することになります。
6. まとめ
- 内見時に5か所測る(部屋・窓・家電置き場・搬入経路・コンセント)
- 家具はベッド→カーテン→照明→収納→その他の順で買う
- カーテンと照明は初日から必要。テーブルやソファは急がない
- ネット回線は物件が決まった時点で申し込む
- ゴミ袋を忘れない
引っ越しは、段取りがそのまま費用に跳ね返ります。 内見のときにメジャーを持っていく。その一手間が、後の買い直しを防ぎます。




